ヘリサートでねじ穴補修
アルミ部分に取り付けてあるボルトを何度もつけ外しをしているとボルト穴が大きくなって、最後には全くねじがかからなくなってしまうことがあります。
ボルトがかからない場所がシール部分だったりしたら水やオイル漏れにつながりますので大変です。
小さな部品であれば部品ごと交換もできますが、大きな部品や交換が不可能な部品の場合、何とかして修復するしかありません。
こんな時にはヘリサートを使って修復すればボルト穴のねじ山が復活します。
ヘリサート用コイル
タップでの修正が不可能なときはヘリサート
ねじ穴が大きくなってタップでの補修が不可能な場合、このヘリサートを使えばねじ穴を修復できます。
準備するもの
先ずは準備するものです。
・ヘリサート一式
・下穴用ドリル
・下穴用タップ
下穴用ドリルとタップもセットになったキットもあります⇒ヘリサートキット
補修イメージ
作業手順
- 下穴をあける
- タップで下穴にねじをきる
- 専用工具でヘリサートを下穴に挿入する
- ヘリサートの突出確認
作業終了です。